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コロナ前までは3ヶ月ごとに
メンテナンスしてもらっていた歯医者さん・
収束するまでは来なくてもいい・みたいなことを言われ、
これからもお世話になるのがなんとなく気が引けていました。
そこで久しぶりに近くの歯科医に予約をし、歯石を取ってもらうことに・
前の歯科では毎回のように
歯周ポケットの深さを測ってくれましたが、
今回はそんなこともなく、
歯石を取ることだけに専念してくれました。
ありがたい気もしますが、ちょっと不安にもなります。
歯周病が進んでいるかもしれない・・
でも、そんな不安を一掃するかのように、
”歯磨き、お上手ですねー”と歯科衛生士さんに褒められました。
”歯間ブラシも使ってますねー”・・
私の歯は子供の頃から八重歯だらけで、
おまけに歯磨きをおろそかにしていたせいで、
虫歯もいっぱいでした。
そんな状態が結婚するまで続いていたのですから驚きです。
結婚してからは奥さんを見習って
食後に必ず歯磨きするようになりましたが、
子供の頃は朝1回しか歯を磨いていなかったと記憶しています。
寝る前だったかな？
とにかく1日1回だけでした。
そして結婚後に大病を患った時に、
入院した病院に歯科もあったので、
長期入院のついでに治療してもらうことにしたのです。
その歯科医は直すより抜いたほうが早いという考えなのか、
とにかく週1回の受診の度に抜歯されました。
そのために若くして部分入れ歯をすることになったのですが、
その状態が今も続いています。
でも、八重歯は私のコンプレックスで
人前で大きな口を開けて笑うことはできなかった。
いつも下を向いて笑っていたのを覚えています。
それが堂々と顔をあげて笑えるようになったのですから、
まさに入れ歯のおかげです。
人生が変わったような気がしたほどです。
その入れ歯も今回の歯医者さんで作り直してもらうことにしました。
今までも何度か作り直しましたが、
なかなかしっくりくることは少ないので、
出来上がりが不安です。
今回入れ歯を作り直すのは
もしかしたら私の人生で最後になるかもしれません。
でも、メンテナンスや歯磨きをしているおかげで、
総入れ歯にすることはたぶんないと思います。
半分近くも自分の歯が残っている老人になれるのが
なんとなくうれしく思うオヤジでした。
《最後までお読みいただきありがとうございました》