とっくの昔に前期高齢者に区分されているオヤジ・・
「シニア」とかよく使われますが
マーケティングの世界では
通常50歳からを「シニア」と呼ぶそうです。
そして老人として解釈すると
65歳前後が「シニア」ということになるらしいです。
さらには元気な人は「アクティブシニア」、
初老とかシニアとかどうでもよくなりました。
今、いちばん気になるニュースは、
申し訳ないけれどウクライナやイスラエルのことでも
クマ被害のことでもありません。
毎日のように起きている、
高齢ドライバーによる交通事故のこと。
先日も90歳代と80歳代の女性二人をはねたのが
80歳代の男性ドライバーだったことに驚きました。
駐車場で暴走する事故も多くありますが、
ほとんどの加害者が口を揃えたかのようにいう言葉がこれです。
アクセルとブレーキを踏み間違えた・
事故現場の映像をみるとプリウスが多いように思います。
プリウスはペダルが他車より左寄りらしい・とか、
シフトレバーに問題があるとかいろいろと検証されています。
我が家もプリウス20系に乗っているのですが、
そんな違和感を感じたこともありません。
当初からエンジンブレーキにあたるBレンジは使わないようにと
奥さんがシールを貼ってくれていましたが、
日常の運転ではエンジンブレーキを使うような場面もありません。
子育てが終わった高齢者が安心感一番のトヨタの車を選ぶ・
トヨタの中でもクラウンのような高級車ではなく
値段も手頃なセダン型で
燃費のいいハイブリッドのプリウスにたどり着く・
だからプリウスの事故が目立つということらしいです。
高齢者にとって低燃費ということは重要なことです。
そんなに走らないけれど、
年金生活者にはとてもありがたいことです。
我が家のプリウスもガソリン車の半分くらいの燃料代で
コンパクトカーに乗っていた頃と比べたら、
月とスッポンのような乗り心地ですし
高級感も半端ありません。
でも、あまりにもプリウスの事故が続くと
横の車にチラッと顔をみられ、
やっぱり年寄りだぁ・・と笑われるかもしれません。
免許返納はまだまだ先のことと思っていましたが
次回の免許更新では
高齢者講習を受講しなければならない年齢に
なってしまっている自分に本当に驚いています。
亡き父が、高齢者講習を受けに来たよ・と
知人の自動車学校の教習員さんから聞いたことがあって
オヤジもそんな歳になったかと思っていたのに
とうとう自分がその歳になりました。
悲しいような、恐ろしいような、
時の流れに身を任せていたら早すぎた。
アクセルとブレーキを踏み間違えることは
ほとんどないのですが
バックギアに入ったままで発進しようとすることがあります。
すぐに気づいて慌ててブレーキを踏みます。
これができなくなるということなんですね。
焦ってしまってアクセルを踏みっぱなしになる。
いつか自分も対処できなくなるのかな・・
これだけ事故が相次ぐと他人事ではなくなります。
もっと頻繁に踏み間違えるようになったら
急発進防止装置も検討したほうがいいのかも・
それとも運転やめるか・・
自分は絶対に大丈夫とは言い切れないオヤジです。