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現在66歳・
これからどんないいことがあるのだろう・
どんなに素晴らしいことに遭遇するのだろう・
人嫌いだから付き合いが広がることもない、
新しい出会いもないし、
貧乏だから豪遊旅行もできない。
最低限の年金で細々と暮らすのが精一杯です。
完全に自暴自棄になっているような記事ですが、
認知症が恐くて怖くて仕方がないのです。
先日の奥さんとの諍いだけでなく、
お金の計算で一瞬思考が止まってしまったようなことがありました。
病院をハシゴした日のこと。
最初の病院の支払いは私の財布から出しました。
次の病院に行く前に奥さんから預かったのが1万円。
さて、家に帰ってから2件分のお釣りを返す時になって
思考が完全に止まってしまいました。
単純に1万円から2件分の支払いを引いて返せばいいだけの話なのに、
そこで、私が立て替えた分は？・で思考回路がおかしくなりました。
自分でも不思議な感覚でした。
とうとうこんな数学、いや算数ができなくなったのか・と
不安になってしまったオヤジです。
最初から頭悪いんじゃないのか・と思われそうですが、
それなりに成績はよかったのですよ・
昔風に言えば、オール５を取るような子供だったのです。
小学校、中学校は秀才・天才と呼ばれましたが、
高校を卒業する時には普通の人より劣っていたのが笑い話です。
そんなお粗末な頭ですが、今回のようなお釣りを算出するだけで
思考回路が止まってしまったのはこれは完全に異常です。
紙に金額をメモした時もペンが動かない・
当たり前です、脳が働いてないのだから。
何度も言います。
本当に不思議な感覚でした。
これが認知症の症状なのかもしれません。
正常に意識はあるのに、考えることも、動くこともできなくなった。
ほんの1分くらいだと思いますが
奥さんが教えてくれなければ、いつまでも考えていたかもしれません。
2件分のお釣りを返せば、それで終わりなのに、
普通ならあり得ないことです。
悲しくなりました。
とうとう始まったか・
奥さんは気にも留めていないようですが、
私はショックでショックで・・
それからというもの、することは何もかもがおかしくなっています。
ある店を探して、Googleマップを信じて、
何倍もの距離を遠回りしてしまったこともあります。
もっと詳しく検索すればいいものを一回確認しただけで
それを鵜呑みしてしまって遠回りするハメに・・
奥さんは私のふがいなさに怒るというよりも
気絶しそうになっていました。
これと思い込んでしまうと手が付けられなくなるようです。
もっと余裕があればいいのに、
認知症は余裕すらなくしてしまうのでしょうか・
もうすぐこのブログも隔日の更新になって、
一週間に1度、そして完全に更新されなくなるかもしれません。
その時は本格的に認知症が発症したな・と笑ってください。
いきなり予告もなく中断した時は死んだものと思ってください。
病気の話、死ぬ話ばかりで申し訳ありません。
《最後までお読みいただきありがとうございました》