2022/05/16

高齢者の会話は昔話と病気のことばかり












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いつまでも寒いような暑いような、

中途半端な気温が続いている道南函館です。

海岸部の町ですからフェーン現象で猛暑になることもありません。

 

夏涼しく、冬暖かく住みやすい街・・みたいですが、

住んでいる私が言うのも変ですが、

住みたい街 = 住みやすい街 ではないようで、

永住してきたのに数年住んで、

出身地へと舞い戻ったご夫婦もいらっしゃいました。

地元民の人間性に我慢がならなかったと聞きました。

ちょっとばかり情けないですね。

 

 

先日の姉兄の集まりでのことです。

次兄のがんの手術を今月末に控え、

私だけが勝手に禁句と思っていた「死」という言葉ですが、

みんな本人の様子を見て安心したせいか、

「死」という言葉が激しく飛び交っていました。

年寄りばかりの会話ですから、仕方がないことですけど・

 

長兄も先日亡くなった友人の話をするし、

義理の兄は自分を可愛がってくれた人が死んだので翌日行ってくる・というのです。  

お葬式ですか?と聞くと、いやそうではないと言う。

当然、死んだ両親の話や

年老いて入院している叔母の話などが出てくるわけで

次兄も話に乗って来るし、禁句と思っていた自分が馬鹿みたいです。 

  

父は転勤族でしたから、子供の頃の思い出も各地にあります。

短ければ3年、長くても5年で転勤していましたので

住んだ家の記憶もそれぞれです。

兄弟全員が一緒に暮らした最後の家の間取りは覚えていても

どの部屋を誰と誰が使っていたとか、

詳細は誰も覚えていなかったのには驚きました。


私はうっすらと覚えていたつもりでしたが、

押入れに誰か寝ていたはず・と新証言が出て来ると

私の記憶もまったく当てにならないようです。

末っ子ですから最後まで実家に残っていた私には

両親と3人だけで暮らしていた頃の記憶が鮮明です。


60代2人、70代3人の集まりですから病気やお墓の話は当たり前。

そして60年以上も昔の話にも花が咲きました。

姉の家での集まりでしたが、

きっとご近所さんはうるさかったと思います。

周りに気を使わなくなるのも高齢者の証しです。

 


《最後までお読みいただきありがとうございました

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