私の人生で一番長く勤めていた会社を辞めたのが
いまから14年ほど前のこと。
そんな会社の夢を
最近見ることが無くなったなあ・と思っていたら
また数日前にみてしまった・
いい夢ではなく悪夢に近いものばかりなので
目が覚めると
どんよりと落ち込んでしまっているオヤジです。
登場人物も場所もホントにリアルでまさに呪縛、
未だに過去に追いまわされているようです。
退職しても過去に縛られる理由はなんでしょう。
長い間勤めてきたし、
仕事への愛着や誇りがあるから・と
かっこよく言いたいけれど
そんなものはない・・
最後の頃は精神的に壊れかけていました。
いや、完全に壊れてしまっていて
経営者とのバトルは日常茶飯事で
よくもクビにならなかったものです。
ちなみに退職は自主退職でした。
そんな会社でも私の人生の一部でしたから、
そこでの経験が今の私を形成しているわけで
感謝しなければいけないのに悪夢呼ばわり・・
社畜になっていたつもりはないけれど
あまりにも衝撃的なことや理不尽なことが多すぎた。
未練や後悔が残っているからと言われそうですが
そんなものも全くありません。
後になって「もっと頑張れたのではないか・」
「もっと成し遂げるべきことがあったのではないか・」と
思うこともなく、
当時はとにかくここから離れたい・と言う気持ちが一番でした。
こんな夢が今の生活に何か影響があるわけでもなく、
どちらかというと懐かしく、夢を見ている感じです。
どんよりとはしてしまいますが・・
数週間前に旧会社前を通り過ぎましたが
サービス業だった建物もコロナのせいか、
今は営業していないようで
草もぼうぼうで見るに無残な姿になっていて
さすがにちょっとだけ寂しくなりました。
いつまでも過去の会社の夢ばかり見るのか・
不思議ですが、
仕事に縛られた事より、
経営者とバトルを繰り返したことより、
成し遂げたことや自分が得た経験のほうが
はるかに多くて大きいのです。
今、ギリギリの少ない年金でも
なんとか暮らしていけるのですから
