2024/02/03

下戸でなかったら違う人生があったのだろうか




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下戸(げこ)とは酒を飲めない人のこと。


私はコップ一杯のビールでも

真っ赤になるほど下戸なのですが、

なぜか他の兄弟は毎日そこそこに晩酌しています。


若い頃は無理すれば中ジョッキー1杯くらいは

なんとか飲むことができましたが、

いまはさっぱりです。

正月に息子と奥さんがビールを飲んでも、

私は食べることに専念・・

 

若い頃、東京に住んでいた時には

会社の先輩にネクタイを引っ張られながら、

新橋界隈を2軒3軒と連れ回されることも

日常茶飯事でした。


飲めない人間に日本酒を無理強いする、

いつもハイテンションの輩がいて、

とても電車では帰れずに

7000円近いタクシー代を

支払うことになったこともありました。 

20歳ちょっとの会社員には厳しい金額でした。


取引会社の人が連れて行ってくれたのが

なんと新宿のゲイバーで、

田舎者の私には全く免疫がない場所・・

入店するまで教えられていなかったので

席に着いて数分で逃げ出すように

店を飛び出したこともありました。

 

大昔のことですが、

友人たちとスナックに行って

少しだけ歌って

ジンジャーエール2杯くらい飲んだでしょうか・・

割り勘で一人8,000円・には驚きました。

高いとも言えないし、

そんなこと言ったら

だから下戸は困る・と思われるに決まってます。


酒が吞めなくて、

友人たちからの連絡もいつのまにか途絶え、

近況すら誰からも入って来なくなりました。

自業自得というより

歳を取って人間嫌いになった私には

好都合なのですが・・

 

下戸の反対は上戸(じょうご)・・

普段は気が付かないけれど

あの人は笑い上戸だった、泣き上戸だったとか

悪いイメージはないですね。

でもなぜか下戸には

見下したようなニュアンスがあると思いませんか・

あいつ、吞めないのか・・

 

下戸が飲み会参加するのは迷惑でしょうね。

盛りあがっている場にシラフが一人、

楽しい飲み会が台無しになる・と

思われても不思議ではないと思います。


今はもう友人に誘われることもないし、

年に1~2回、兄弟たちとの交流があるだけで

無理強いをされることもありません。

むしろ飲まないで車の運転をしてくれるのが

ありがたいと重宝されています。


焼き肉だったらひたすら焼くし、

焼けた肉を取り分けるのは得意です。

あとはウーロン茶を飲んで

ただ時間が過ぎるのを待つだけ・・


下戸だし、

人付き合いもヘタだったから、

人間関係をうまく構築できなかった私の人生。

もし人並みに呑めたら、

もっと楽しい人生があったのだろうか・


下戸でよかったような気もする。




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最後までお読みいただきありがとうございました。




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