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若い頃は自分の言動に対して
無頓着で無神経で、
たくさんの人に迷惑をかけ、
そして笑われてきた人生でした。
何ひとつ自慢できるものはなかったし・・
様々な諍いで言い放った暴言や
家族に迷惑をかけた愚行もたくさんあります。
会社内で言い争いになった時も
相手が社長であろうと、
傷つくような言葉を言ったり、
もっと懲らしめてやろう・と思ったり、
とにかく愚かな男でした。
負けるが勝ちとは言わないけれど
自分が引くことは一切なく、
自分勝手だから、自分のことしか考えられず
相手のことをおもんばかることは皆無でした。
ところが近年、
誰かと会話したあとに
後悔することが多くなりました。
こんな言葉をかけてやればよかった・とか、
もっと目を見て話せばよかった・と後悔するのです。
以前、新しい隣人さんが
小さな子供を連れて引っ越しの挨拶に来られた時も
子供たちは知らないおじさんに
怯えているはずなのに
優しい言葉ひとつ、
かけてあげることもできませんでした。
釣りに行った時も
いつも見ている動画の
地元ユーチューバーさんと遭遇したのに
もっとましな話し方があっただろう・と
落ち込むほどに後悔しました。
地元の老人や他の釣り師さんがやってくると
来るな、来るな・・と目を合わせないようにして
最大限にバリアを張るオヤジなのですが
それでも話かけられてしまうと
それなりに会話はできるのですが・・
厄介な性格になってしまったようです。
若い頃から口先だけでサービス業に携わってきたのに
会話が苦手になるとはね。
だから人嫌いにも・・
人嫌いが先かもしれないけれど。
さあ、これからどう生きようか・・
