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早いものです、
2025年も2月になりました。
今日の節分は今日2月2日、
暦の修正で2057年までの4年に一度は
2月2日に節分がズレるそうです。
お間違いのないように・と言われても
現代では間違えるような行事もなく
節分なんだぁ・と思うのは
各地の寺社で節分祭が行われた・というニュースを
見た時だけですね。
節分と言えば「恵方巻」・・
某コンビニの戦略に日本全国がハマってしまったわけですが
最近は食品ロスの筆頭として
注目されています。
昔、勤めていた会社では
夕方になるとわざわざオーナーがやって来て
全館に豆を撒いてまわるのが
嫌で嫌でたまらなかったオヤジです。
毎年のように”鬼は外~”と言いながら
私めがけて豆を投げられるのにウンザリしていました。
そして撒かれた豆を回収して歩くのも私の役目・・
思い出すだけでもゾッとします。
NHKの新日本風土記という番組をよく見ています。
昔からの風習や言い伝えが
現代でも受け継がれている様子が好きです。
そんな伝承というものが
日本から消えてしまう日も近いのかもしれません。
最近では除夜の鐘もうるさいと苦情がくるそうです。
昼に鳴らすのもどうかと思いますが
実際、昼に鐘を鳴らしたお寺があると聞いたことがあります。
子供の頃のことです。
家では大晦日の夜になると
母が編んでくれた新しいセーターを着て
年越しをしました。
田舎に住んでいたので親戚もなく、
誰に見せるわけでもないのに
新しい服で新年を迎える・というのが
母の信念だったのでしょう。
節分では父が鬼になって豆まきしたり、
十五夜にはススキや団子を飾ったり
昔からの風習をこじんまりと伝えていた父でした。
日本の風習がどんどん廃れていくのは
やっぱり寂しいものですね。