先週の土曜日は彼岸の中日・・
先月お盆のお墓参りを済ませたばかりですが
それでもお墓参りは欠かせないという、
長兄に同行してきました。
父母、義理姉、そして長兄の親友のお墓にも・・
今は屋内の納骨堂であっても
供え物は持ち帰るのがルール・
定番の供え物だけでなく
故人が好きだった物も
持ち帰らないといけないのは
少し寂しい感じもしますが仕方がない。
屋外の墓地はカラスや動物に荒らされたり、
墓石に傷が付くことにもなりかねませんし、
お墓を管理する人にも迷惑なことです。
悪臭などの衛生面からも必ず守ってほしいと思います。
だからといって、
最初のお墓で供えたものは
次のお墓で供えることは絶対にNGです。
つまりお供物の使い回しはしてはいけません。
一回お供えしたものは
すでにご先祖様が食べてしまったもの・
つまり食べ残しだから、
それを他のご先祖様にお供えするのは
とても失礼なことにあたります。
ケチだからもったいないと思ってしまいますが
大切な礼儀、ルールは守っていきたいものです。
でもクリスチャンの私がどうして仏教のお墓参りに?
それは故人の信仰を尊重しているからで
葬儀でも法事でもしっかりと手を合わせています。
キリスト教を学び始めた頃は
焼香すら拒否していました。
回ってきた焼香台を
たくさんの参列者の前でスルーしたこともあります。
今は故人の信仰していた宗教を
拒否することはありません。
私の信仰を大事にしつつ、
お参りもしっかりとすることにしています。
ただ、数珠だけは使いません。
葬儀でも法事でも手を合わせるだけで
数珠をジャラジャラさせることは
絶対にしません。
私が死んだら、
骨箱に小さな聖書を入れてほしいと奥さんに話してあります。
どこの墓地に入ることになるかわかりませんが
それで十分です。
そう、小さな聖書だけで十分・・・・