現役世代と高齢者を分ける65歳。
何でもかんでも65歳で区切られているようで
あまりいい気持ちはしません。
行政では様々なことで65歳を
ボーダーラインとすることが多いようです。
だからどうした・ってことですが、
65歳定年制が普及していて、
さらに政府は70歳まで働ける機会を作るように・という。
そんな時代なのに65歳以上を年寄り扱いしているのは
どうかと思います。
博物館、美術館などの公共施設で
65歳以上の方は無料となるところが多いのは
本当にありがたいことです。
自分はまだそんな年寄りじゃない・と憤慨しながらも、
得したようでワクワクしながら
身分証を提出してしまうケチなオヤジです。
矛盾していて情けないです。
年金も65歳で満額受給できてから
すでに3年以上が経過していますが
何も仕事しなくても
偶数月にはお金を振り込んでいただけるのですから、
これほどありがたいことはありません。
受給額には少し不満がありますが、
これは現役の頃の自分の働きが悪かった結果ですから、
仕方がないことです。
夫婦二人で田舎都市で、
家賃もかからないので
なんとか暮らしていくことができていますが
春闘のように年金も大幅アップしてほしいものです。
いまはまだ高齢者社会では初心者ですが
これからはどんどん高齢者らしくなって、
当たり前のように高齢者対象の助成、補助を享受するわけです。
老人施設を利用したり、
医療費が1割になったり・と
たくさんのメリットがあるようです。
私の長兄は73歳ですが、
健康すぎて介護サービスを
何ひとつ利用することができません。
独り住まいですから、
週に1～2回でもデイサービスに行ければ、
温泉も好きだし、昼食の用意もしなくていいし、
気晴らしになると思うのですが・・
そんな兄以上の人もいました。
亡き母の友人ですでに90歳を超えているのに、
介護認定を受けることさえできないそうです。
頭も聡明だし、身体も健康だし・
要支援１にも該当しないそうです。
羨ましい限りです。
私は何歳になったら、介護認定されるのでしょう・
いきなり要介護になったらショックですが、
訳も分からなくなって、施設に入って、
病気して、病院で死ぬ・
そんな亡き父と同じ運命を辿りそうな気がします。
