スーパーに行くといつも思うのですが
手に持った商品を投げるように売り場に戻す老人や
とにかく商品を触りまくる老人。
ニュースなどではよく見かけるシーンですが
実際に迷惑な老人はたくさんいます。
私のその一人なのか・・
ちょっとだけ不安になりますが
なるべく周りにも気を使い、
邪魔にならないようにカートを押しているつもりです。
老害という言葉がありますが、
調べると若手の活躍を妨げる行為又は人物ということです。
自分が歳を取ったことに気づかずに
周りを翻弄する人物は
どうしても会社や組織では嫌われてしまいます。
仕事に限らず一般生活のなかでも
この爺さん、面倒くさい・と感じることはあります。
68歳の私が思うのですから
相当厄介な人物が世の中にはたくさんいます。
何かといえば自分の経験・知識がひけらかす奴、
新しいことを学習できない奴、
パソコンを使いこなせない奴もそうですね。
私の場合、
退職した職場には子供どころか孫といっても
おかしくない世代の人たちがたくさんいました。
その若者たちは正社員でしたが、
私はリタイアまじかの嘱託社員のようなものでしたから、
なるべく余計なことには関わりあわずに
日光東照宮の三猿のような存在に徹していました。
そして、夜間の緊急時以外は
決断することはありませんでした。
些細なことでも決定したり、指示したりしたら
出しゃばったくそオヤジと思われるだけでしたから・
上司には
昔の経験からドンドン注意してください・・
参考になる話も教えてあげてください・・と言われても、
それを鵜呑みにするほど私も愚かではありません。
そんなことしたら一瞬で
このオヤジ、面倒くさっ! と
誰も相手にしてくれなかったと思います。
若者のノリについていけないのは困りました。
こればっかりは仕方がない。
河島英五さんの「時代おくれ」ではありませんが
♬目立たぬように
はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず♬
そんな感じで仕事していました。
くれぐれも老害は高齢者全員に対する蔑称ではありません。
反意語で老益という言葉もあるそうです。
これから私がいくら頑張っても
老益と思われることはないでしょうけど
せめて老害と言われないように
気を付けて生きて行こうと思います。