息子の誕生日は1月中旬なのですが、
18歳で家を出てからは、
まともに誕生日を祝ってあげたことはありません。
親に祝ってもらっても
うれしい歳でもないけれど、
正月に帰省してくれた時は
ちょっと早いけど簡単にお祝いすることはありました。
プレゼントも本格的なバースデーケーキもなかったけれど、
おやつ用に買っておいたショートケーキで
ハッピーバースデー🎉
つくづく子離れしていないと思います。
でもそれでいいのです、息子はしっかり親離れしていますから。
18歳で一人暮らしを始めるまで、
息子は外泊したことは一度もありませんでした。
本人は友達のところに泊まりに行きたかったようですが、
絶対に許可しませんでした。
友達の家に外泊して、
いいことはひとつもない・というのが我が家の考えでした。
本人を信じる、
友達を信じるから外泊を許す・
そんな立派な親御さんもいらっしゃると思います。
それはそれで立派な考えで否定はしません。
ただ、先方の親にも迷惑がかかるし、
何よりも悪の道を覚えるキッカケになると
私は思っていました。
私の中学生の頃がそうでした。
本人たちは遊びのつもりですが、
初めてタバコを吸ったのもこの頃ですし、
ビールを飲んでいる子もいました。
たまり場になるような友達の家があって、
自分たちだけではなく、その友達の兄がいたりして、
ちょっと怖かったです。
先日私の住んでいる町内会の盆踊りがあったようです。
もちろん参加はしませんが
風に乗って賑やかな音楽が聞こえてきました。
その瞬間、走馬灯のように昔のことが蘇ってきました。
小さな漁師町でしたが、
夏休みの盆踊りの頃は怖かった・・
夜店が出ているし、
堂々と夜に外出できるのですから、
まさに非行の始まりと言っても過言ではない状況で
照明の明るい盆踊り会場から離れた暗闇では、
隠れてタバコを吸ったり、
いじめがあったり・と悪夢のような盆踊りでした。
そんなわけで息子に外泊することは一切許しませんでした。
悪の芽は取り除いておかなければなりません。
それにしても月日が流れるのは本当に早いものですね。
親元で暮らしていた年月よりも一人暮らしのほうが長くなりました。
子供の頃は過保護だったかもしれませんが、
決して間違っていなかったと信じています。