

今回の釣行はサクラマス狙いのルアーをやめて
堤防からのんびりと投げ釣りを楽しんできました。
ルアー釣りは
小魚に似せたルアーに様々なアクションを加えて
魚を誘いだして仕留めるのですが
いつヒットするかわからないので
ずっと緊張感を持って竿を振っています。
ほとんど休憩も取らずに
投げ続けるのですから体力も使います。
それに比べて投げ釣りは仕掛けにエサを付けて
投入したらそのままアタリがあるまで辛抱強く待ちます。
いろいろ魚を誘う方法はあるのですが
基本向こうアワセで魚がかかるのを待つのが
のんびりしていて気持ちの良い釣りになるのです。
天気が良ければ猶更楽しくなります。
ルアー釣りはロッド1本でも手軽に楽しめることから
若年から中年層まで広く普及していますが
投げ釣りとなると
やっぱり中年層から高齢の人が多いようです。
自分なりのキャリーカートに荷物を積んで
のんびり歩いてくる地元のお爺さんに会うとホッとします。
地元の人しか知らない情報を教えてくれることもあります。
以前、誰もいない堤防の先端でルアーを投げていた時に
ゆっくり歩いてきた老釣り師さん、
如何にも先端に入りたいような雰囲気だったのですが
諦めて10mほど手前で用意を始めたので
別に先端にこだわっていなかった私は
その場所を譲ってあげました。
たった二人しかいない堤防なのに
戦々恐々として釣りをするのもいかがなものか・と
譲り合いで楽しく会話をすることもできました。
あのサクラマス狙いの磯場は
楽しむというより、
まさに戦々恐々とした雰囲気がいっぱいでしたからね。
いつも一人釣行の私だから
余計にそう感じるのかもしれませんが・・
秋の鮭釣りもそうでした。
とても釣りとは思えない光景で
1m感覚でルアーマンが竿を振っているのですから
本当に驚きます。
砂浜では本人がいないのに
竿立てを置いて場所取りをしている輩もいっぱい・・
昔の同僚ですが
釣った鮭を業者さんに売っている人がいました。
こうなるともう漁ですね。
そこまでして釣りたいと思わないし
そんな人混みに入る勇気もない。
さて、愚痴っぽくなりましたが
のんびりと楽しんだ今回の釣果は
リリースサイズのカレイが1匹と
10㎝ほどのアイナメが遊んでくれました。
結局持ち帰りサイズの魚は釣れませんでした。
ホッケでもカレイでも
それなりに大きいやつを釣りたかった・・
次回の楽しみにとっておきましょう。