

昨日ちょっと用事があって大沼に行ってきました。
久しぶりでしたがここもやっぱり雪が多く
おまけに天気も悪く
どこに駒ケ岳があるのかさえわからない状況でした。
上の画像は数年前の春に撮ったものですが
大沼とまだ残雪がある北海道駒ケ岳の様子です。
車内の様子が少しだけ反射していますが
素人写真と笑ってください。
「ニシン曇り」という言葉もあります。
早春の北海道、ニシンが獲れる頃の
どんよりと曇った空模様のことですが
私たちの世代でも使わない言葉です。
そのうちに忘れ去られてしまう言葉でしょう。
先日、江差港内で「群来(くき)」が確認されたそうです。
ニシンが産卵のために大群で押し寄せ
オスの精子で海が乳白色に染まって見える現象ですが
そんな海でもオヤジには釣れないのが不思議です。
「リラ冷え」も北海道だけで使われる言葉です。
北海道出身の作家渡辺淳一さんの代表作、
「リラ冷えの街」が有名ですが、
リラはライラックのことで
5月~6月ライラックの花が咲くころに
冷たい空気を持つオホーツク海の高気圧の影響で
一時的の寒くなる現象を言います。
地元函館ではライラックはほとんど見かけませんが
札幌市の「市の木」に指定されていますし、
ライラックまつりという文化的なお祭りもあるそうです。
いかにも私が知っているように書いていますが
ネット情報の受け売りですのでご了承ください。
ニシン曇りやリラ冷え・
北海道生まれの私が言うのも変ですが
とても北海道らしくて風情がある言葉だと思います。
この日は危険なので大沼湖畔を一周することはせずに
いつものように大沼だんごを買って帰路に・・
昔、我が家ではひと箱完食できないと
根性がない・とか言われていましたが、
今は当たり前のように平気でひと箱平らげてしまいます。
もしかしたら箱自体が小さくなって、
中身も少なくなっているのかもしれません。
大沼や駒ケ岳を見るのもいいのですが、
やっぱり大沼だんごがなければ楽しみは半減します。
例年紅葉のときは欠かさず行っています。
今年の秋が楽しみです。