《60歳代ブログに参加中。応援していただけるとうれしいです》
サービス業に従事しているみなさん・
大型連休も終わってホッとしていることと思います。
皆さんのおかげで
たくさんの人が休みを楽しむことができています。
決して僻むことなく、誰かを羨ましく思うことなく、
堂々と自信を持ってこれからも仕事に励んでください。
今年のGWは10連休の人が13%もいるらしいです。
そして一番多いのが3連休で約30%・
わたしが現役で働いていた頃のように
「連続した休みは取れない」と「わからない」を合わせると
約25%、4人に一人が連休とは縁のない仕事をしているようです。
日本という国はサービス業を低く見てしまう風潮があります。
職種だけでなく、そこで働いている個人までも・・
休みでも夜中でも一生懸命に働く人がいるから
非日常的な旅行を満喫できるのに、
かならずサービススタッフを見下す輩が現れます。
わたしが最後に勤めて会社は収容人員が400人弱でしたが
少なくても毎日300人以上の人間がやってくるわけですから
こっちに落ち度がなくても、
自分が気に入らないというだけでクレームを入れてくるのです。
モンスタークレーマーとは言いませんが、
旅先で気が大きくなっているのか、
旅の恥はかき捨てとばかりに
とても信じがたい行動をする人、グループがいるのです。
昔のことですが客にこんな言葉をかけられ驚きました。
”標準語が話せる人がいるとは思いませんでした” と。
私は東京からUターンして数年経っていた頃ですが
標準語というか東京弁は普通に話せました。
この客の発した言葉にはいろんな意味合いがあります。
こんな田舎でも・・
こんな田舎者でも・・
こんな小さな施設でも・・
その時は標準語を話せる自分が褒められたような錯覚をしましたが
バカにされていた、見下されていた・と
後になって気づいた愚か者のオヤジでした。
完全にリタイアする前に、
若い客に”貧乏人!” と罵られたこともあります。
この時は相手が自ら警察を呼び、パトカーの姿が見えた途端に
姿を消した・というオチがありますが
典型的なサービス業を侮辱する行動です。
いったいどういうつもりだったのか、
勤務中のことでしたが時間の無駄でした。
客に渡した明細書をぐちゃぐちゃに丸めて
私の顔をめがけて投げつけられたこともありました。
シングルで予約したのに、
こっそりと女性を部屋に入れようとしたケチな男・・
1泊目は目をつぶりましたが、
2泊目はさすがに我慢できずに注意したところ、
いきなりのチェックアウトで
このような行動をとられました。
こんな状況でも最後まで冷静さを保っていなければならないサービス業。
冷静なフリをするのも結構大変なのです。
決して客に逆らってはいけません。
せめても仕返しは相手の気持ちを逆なでするように
あえて冷静に行動すること。
この時の私の最後の言葉はもちろん
”ありがとうございました”
もし生まれ変わることができたら
サービス業には絶対に勤めないと思います。
《最後までお読みいただきありがとうございました》