《60歳代ブログに参加中。応援していただけるとうれしいです》
歳を取るとつらいことばかりが多くなるようです。
私の周りでがんと闘っている人が数人いることは前にも書きましたが、
先日長兄の友人が亡くなられたことを知りました。
とても残念です。
16歳の頃からの腐れ縁だ・と長兄は話していましたが
ただの飲み友達ではなく、
ともに温泉が大好きで道南の温泉地を網羅する勢いで
いつも行動を共にしていたようです。
毎年、別の友人から送られてきた道東の牡蠣を
二人でたらふく食べてそして飲んで、
堪能するのも恒例だったと聞きました。
そして家庭環境も似たところがあって、
お互いに共感し、励まし合っていたようです。
その友人が大学に合格した時も
喜色満面で我が家に報告に来られたのを私も覚えています。
携帯電話もない時代ですから、
小さな田舎町を必死に走って我が家に飛び込んできました。
その人は
私の亡き父と同業に就いたために、
社会人になってからも頻繁に我が家を訪れてくださったようです。
時には父に相談したり、
助言を求めるようなこともあったとか・
我が家の両親は実の息子より信用できる人物と話していたそうです。
本当に情けない私たち兄弟ですが、
そんな誠実な人と長年友人であり続けることができた長兄も
ある意味すごいと思います。
私は友人知人とは少しずつ連絡が途絶え、
もう数人しか残っていません。
それも本音を言い合うことができる親友と呼べるのか・
そんな私と比べたら、
一人でも心から親友と呼べる人と一生交流できただけでも
羨ましく思います。
身内知人で闘病している人たちの中の一人が
とうとう命尽きてしまったことが衝撃的です。
この友人の死を次兄にどう伝えるのか長兄も悩むと思います。
次兄も手術の段階に入っているので
身内としては気になって仕方がありません。
余命が言い渡されているのか・
でもそんな気配は伝わってこないし、
何よりも次兄も独り住まいなので
現状が良くわかりません。
本人からの情報だけでは信用できないのです。
私たち身内に心配をかけないように・と
すべて話してくれるわけではないと思います。
どうにかなるさ・なんて気楽に考えているとは思いませんが、
実際に対面で話してみなければ
真実はわからないのかもしれません。
長兄のご友人のご冥福をお祈り申し上げます。
そして次兄の番にならないことを祈るばかりです
《最後までお読みいただきありがとうございました》