所属する教会を持たない、
自称不良クリスチャンのオヤジです。
19年前、息子に遅れること1年、
ようやく決心して洗礼を受けることができました。
息子が洗礼を受けた教会は
その後いろいろあって離れることに・・
やっと見つけた新しい教会は
独自の会堂は持たず、
毎週、市の施設の会議室を借りて礼拝を守っているような、
5〜6家族だけの小さい教会でした。
でも、小さくても温かみのある教会で
牧師夫妻もとても優しく、
この人なら洗礼を授けてもらってもいいと思い、
約一年後に洗礼を授けていただきました。
牧師先生に対して
不信感を持ってしまうことはよくある話なのですが
初めて訪ねた時から、嫌な気持ちになったり、
不審な気持ちを持つことは一度もありませんでした。
賛美をするために久しぶりにギターを弾くようにもなりました。
牧師夫妻でギターとオルガンで伴奏していたところに、
私のギターも加わり、
少しは厚みのある演奏ができたのでは・と思っています。
友好教会との演奏会にも出演する機会もあって、
初めて観客席のある立派なホールのステージに立つこともできました。
今思うとよくもノコノコとステージに上がったものだと
冷や汗が出てきますがいい思い出になりました。
とても居心地のいい教会だったのに
受洗してから半年ほどでしようか、
牧師夫妻の都合により閉鎖することになりました。
つくづく私たちは教会に恵まれていなかったようです。
当初集っていた教会は
外国人宣教師がいる力のある教会でした。
初めて聖書の学びをさせてもらったのも韓国人の宣教師で
宗教について何も知らなかった私にはビックリすることばかり・・
神についてはハッキリと明言できませんでしたが、
”何かを感じるでしょう？” が
先輩教会員の言葉が印象的でした。
クリスチャンといえども、大人数の組織になると
意見の食い違いや多少の諍いはつきもので
他の教会に移られる人もいたようです。
まあ私たちもその類いですが・・
教会や牧師を信じているのではなく、
神を信じているはずなのに、
やっぱり人間が吐く言葉には毒があるようですね。
しがらみも多くなって、
純粋に神を信じることだけでは
生きて行けなくなるのでしょう。
高齢になって時間はたくさんあるので、
日曜礼拝くらいの予定を入れてもいいかなあ・と思うのですが
いつも、そのうち、そのうち・・
あと２年で70歳になります。
さて私たちが集える教会を
見つけることができるのでしょうか・・
